オルガズム
オキシトンはオルガズムの時に放出されるホルモンです、「オキシ」は早い・誕生・という意味のギリシャ語が語源でこれが放出されると胎児の分娩が早まるのです。
また女性が母乳で授乳している場合、母乳の分泌の原因となるホルモンでもあります。
オルガズムに達するたびにオキシトンが放出されるということはつい最近までしられていませんでした。
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約30年前にある大学院生が母乳で子供を育てていた妻の乳房からセックスでイクたびに母乳が出ているのに気づいて研究を始めました。
それが脳内のオキシトンの受容体の発見につながったのです。
週2回のセックス
オキシトンは恋愛においてはパートナーとの絆を深める要因になります。
ネズミにオキシトンを注射し実験したところ、その雌ネズミに初めて目にする雄ネズミを見せたところ、この雌ネズミは発情期に入いるとカゴの中のあらゆる雄に求愛を拒絶してオキシトンを注射された時に初めて見た雄ネズミとだけつがいになりました。
週2回セックスをするとパートナーとの間に適正なオキシトンのレベルが維持できます。
もちろん週3回でも4回でもOKです。
ただ週2回よりすくないとオキシトンのレベルが下がってしまいます。
つまりセックスをすればするほどオキシトンのレベルは上がり人とのつながりは深くなるのです。
カップルの仲が悪くなっているからセックスをしないのかセックスをしないから仲が悪くなるかはさておき、いずれにしろオキシトンの不足が問題の始まりです、ですから全てのカップルには週2回セックスしなさいと勤めています。
もちろん週1回で十分というカップルもいるでしょう。
あるいは2週間に1回でかまわないという人もいるでしょうが、ただ平均的データでみるとセックスは週2回以上が最も好ましいのです。
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フェロモン
健康的な男性に3日間同じTシャツを着てもらいそれを他のTシャツとまぜてその中から女性に気に入ったTシャツを選んでもらう実験をしました。
女性は男性が3日間着続けたテストステロンという酵素が多量に付着しているTシャツを選ぶという結果がでたのです。
このテストステロンは通常の臭いが通る嗅覚神経は通らず視床下部を通って脳に作用します。
存在意識下の匂いといえるのですが女性はそれを脳で感知するのです。
このテストステロンの多寡はフェロモンと関係しているといえるでしょう。
ちなみにテストステロンは実は昼間の方が多く放出されることがわかっています。
だから人間は昼間のセックスを好むのです。
ただ昼間にセックスをしたくなるのは心理的な要因もあります。
昼間のセックスでは脳が危機感を訴え緊張を感じるからです。
セックスにおいて緊張とは最高の興奮剤でもあるのです。
セロトニン
セロトニンという脳内物質もセックスに関連しています。
哺乳動物の血小板・脳などにある血管収縮物質でこれが不足すると鬱病や肝臓の機能低下につながります。
動物実験ではセロトニンのレベルを上げれば交尾相手の選択する行為は促進させます、逆にレベルを下げると無差別に交尾相手を求める傾向が生まれるばかりか過度に攻撃的な性行動にをとるようになるのです。
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