生理(月経)と排卵と妊娠

生理(月経)

まずは生理のメカニズムから、女性の体は月1度の周期で妊娠に備えて体を変化させている。

いつ受精が起こってもいいよう、子宮の内側に子供を守り育てるために栄養や酸素を沢山含んだ培地のような組織が作られるのです。

これが子宮内膜です。

子宮内膜が準備を整えた頃に排卵が行われますが、その排卵が受精しなければ、つまり妊娠が成立しなければ、子宮内膜は不要になり一度剥がれて新しい子宮内膜が作られてというサイクルを繰り返します。

不要となった子宮内膜の内側にたまっていた血液が、身体の外に流れ出てくる現象が生理なのです。

生理には卵巣から分泌される2種類の(エストロゲンとプロゲステロン)という女性ホルモンが関わっています。

排卵と妊娠

女性の生理周期には個人差がありますが概ね28日と言われています。

成熟した卵子が卵巣から排出される現象を排卵と言います。

排卵した後すぐに卵子と精子が出会えば受精が成立します。

生理周期の中で、排卵の前後が妊娠しやすい時期となります。

卵子の寿命は約1日、精子の寿命は約3日間です。

排卵は1日なのですが精子が膣で生きる日数を入れて妊娠する可能な日数は3日となります。

排卵後、受精しないと生理が起こり受精しない卵子が排出されるのです。

排卵になりおよそ2週間後に生理が訪れます。

正確に排卵日を調べるには基礎体温を測定しないといけません。

排卵日チェック

全ての女性がこのオギノ式で正確に排卵日がわかるとは限りません。

結婚前に妊娠すると傷つくのは女性です。避妊には注意しましょう。

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