セックスが寿命と引き替え
英国のシェフィールド大学の研究チームがカブトムシの交尾の研究から導き出した説では、多くの昆虫や一部の動物たちは交尾を頻繁にするほうがしないより短命だという結果がでているのです。
交尾をすると幼虫ホルモンと呼ばれるホルモンが分泌されます。
このホルモンは卵子や精子の生産を促進する働きがありますが、同時に自身の免疫システムを低下させるという代償があるのです。
セックスが寿命と引き替えに行われているという事です。
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実際のところ私たちがどのよにして現在の性的システムに到達したのかは誰もわかっていません。
セックスは現在でも生命の本質的な謎の形の一つであり将来の形についても漠然としません。
セックスは週2回がベスト
他の動物と違い人間にはどのくらいセックスに時間をかけるべきかとか週に何回・月に何回といった回数の決まりもありません。
セックスの回数は極めて個人的なものですし相手次第でもあります。
週2回がベストと唱えておる教授がいますが単純な公式を作ることはナンセンスです。
人間は公式に当てはまりません週2回にセックスしてもパートナーと精神的に結びついていないならセックスしても意味がないのです。
セックスを科学的に検証
実験で性交渉をMRIで記録する事に初めて成功しさまざまなデータを得ることができました。
実験に参加した産婦人科のシュルツ博士によると正常位でのセックスではペニスは骨折したかのようにブーメラン状の形になることがわかりました。
さらにペニスの根本がら先まで平均22センチの長さになることもわかりました。
性交中の生殖器をスキャンすることにより、勃起時のペニスの平均サイズや振り子のように動くペニスに必要なヴァギナや骨盤などの空間の容量に関するイメージもはっきりわかりました。
一生に一人だけのセックスパートナーでは飽きる
数年前に暗くて大きな講議室に医学生を集めポルノ映画を上映しました。
彼らは最初は息を飲んで映画に釘付けになっていました。
しかし30分後、映画は続いていましたが学生は明らかに退屈しはじめました。
落ち着きなく体をもじもじ動かしはじめお互いに話をしてスクリーンから目をそらすようになりました。
人間の脳はすぐに慣れそして退屈するのです。人間は本当に大きな脳をもっています。
だから退屈するのも早い。
他の動物に比べて遺伝子に支配される度合いがずっと少ない人間は生活に多くのバラェティーを望んでいきます。さまざまな経験をしたいと思っています。
旅行をして知らない土地を訪れたりするのも同じ理由からです。
それはセックスについても同じです。日本人も寿司ばかり食べていたら飽きるでしょう。
時にはハンバーグが食べたくなるはずです。
われわれの欲望は進化するのです。
つまり人間はもはや一生に一人だけのセックスパートナーとして終えるというモノガマス(一夫多妻制)ではいられなくなるということです。
これだけははっきりしてきたいと思っています。
セックスにおいてなにがナチュラルでなにがナチュラルでないなどどいうことではありません、ある特定の環境ではレイプや乱交さえもナチュラルな行為になってしまう、あらゆる行為がナチュラルといえるのです。
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