バイアグラとセックス

DNA

近年飛躍的にDNA研究が進み人間のDNAは85%~95%までネズミと同じだということが明らかになっています。

人類とネズミは遺伝子構造的には非常に近いのです。

人類とネズミより私とあなたの方が遺伝子的には異なっているのです。

それだけ私達一人ひとりのDNAには膨大なバリエーションがあります。

遺伝子の構造に加えていままでしてきた学習・生活環境・好き嫌いの嗜好などが脳に影響を与え人類の遺伝子を形成してきました。

これにより膨大なバリエーションの遺伝子が生じているのです。

脳こそがバラティに富んだ人類を形成してきたといってもいいでしょう。

特別な脳を持っていることより私たちは遺伝子構造に支配される度合いが他の動物より低いのです。

だからこそ人類のセックスの単なる肉体的な性交ではなくさまざまなバリエーションがある精神的な交わりになるのです。

たとえばバイアグラさえ飲めばセックスできると考えるのは誤解です。

それは動物としてのセックスではあるかもしれませんが、人間的なセックスとは言えません。

いくらバイアグラを飲んでもその前にあなたのパートナーにとって魅力的で興奮を感じる対象でなければ意味がないのです。

セックスとは性交だけを示すのではありません。

心と体全てを使いそれぞれの個性を最大限に発揮するべきものだということを知ってください。

パートナーを奪われ無いために

オックスフォード大学のマリオン・ペトリー教授とフィオナ・ハンター教授らの研究調査によると、性交によるオルガズム追求がセックスの唯一の目的ではないことがわかります。

頻繁に性交したがる動物と同時に種の増殖の機会を求めていると思いがちですが、動物による実験でそうでないことがわかったのです。

調査によると人間も含めた動物が頻繁に性交するのはパートナーを他の者に奪われないようにする意味合いが強いのです。

あなたがパートナーを頻繁にベットに縛りつけておくならそれだけでパートナーは他の相手に求める時間が少なくなってしまうからです。

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