夫婦和合

会社の帰りに真っ直ぐに帰りたがらない人も多い、ストレスで飲み屋に寄りたくなります。

やっぱり、会社のギスギスした雰囲気で家に帰りたくないんでしょう。

ちょっと気持ちを切り替えて、自分をなだめて、うちまで会社の自分を持って帰りたくないというのは、家庭に対する愛情でもあるわね。

奥さんにはそれを理解してもらうように話をすればいいんです。

もっといえば、飲み屋に奥さんを一緒に連れていけばいいの、そしたら奥さんも安心する。

最近、巡礼が流行っていますが、それも定年後とか中高年の夫婦連れがとても多い。

自分の楽しいものは妻にも教えて一緒に楽しむ、それが夫婦和合の元です。

子供

少年犯罪が増加しているといわれていますが、原因の一つとして、子離れ出来ない親は、子供を自分のものだと思っているです。

でも子供はいったん産んだら、もうそれは一個の他者。

”他者は己にならず”

という道元の言葉があります。

他者である子供の主義や考えを押しつけるからいけないんです。

いつまでも自分で支配しようとしても、子供は支配されたくないから、10代になったら学校で”いじめられた”なんていわないんです。

子供にも自我が確立してプライドがあるんです。

それで親は子供が黙っているから異変になかなか気づかない。

そんな親がウチの子は清らかでセックスなんて変な事はしていません、なんていうから

”それなら子供の部屋にいって引き出しを開いてごらん”。

そしたらポルノ写真やビデオが一杯でもうどうしましょうとビックリしてしまいます。

親は子供を自分の想像の範囲でしか考えていない。

夫婦の間にも同じ事がいえます。

妻は夫の浮気に気づかなかったり、夫は

”うちの女房だけは大丈夫”

と思っている、とんもない。

男がしたいことは女もしたいんですよ。

タイトルとURLをコピーしました